シーリング工事について
シーリング工事とは、「建物の外壁ボード間のつなぎ目」や「外壁とサッシの隙間」など、動きの多い目地または隙間などに高度の防水性・機密性等を確保することを目的とした工事のことです。
フォーベストが行うシーリング工事は主にビル建築現場での作業となります。
基本的にグループでの作業となりますので、シーリングの工程になってから当社スタッフがシーリング作業に入ります。
マスキング後にシーリングを行い、乾ききる前に剥がすを繰り返し、大きな壁や窓の隙間を埋めていきます。
作業工程 施工完了までの流れ
ビル建設での作業となります。
工事の工程で、シーリングが必要な個所に防水処理工事を施していきます。
工事期間は半年から1年ぐらいの期間に及ぶような大規模な現場を多く担当しています。
ひとつの現場に入ると完了まで長期間同じ場所に通い作業に従事する事となります。
以下は、現場に入った場合の日々の工程となります。
流れについて
シーリングを行う部分のクリーニングとマスキング
防水処理を施す部分をきれいに掃除し、
他の場所を汚さないようにマスキングを施します。
シーリング材を塗り、均等に均します。
シーリング材を適量部位に塗り、均等にならしていきます。
マスキングを施しているのではみ出しても問題なく作業を続けられます。
均等にならしたシーリング材をきれいに整形していきます。
均等にならしたシーリング材は、そのままでは見栄えも状態も良くありません。
道具できれいに表面を整形処理していきます。
マスキングテープを乾ききる前に剥がしていきます。
作業終了、マスキングテープを剥がしていきます。
乾ききる前に除去しないと均した端が浮いた状態になりシーリングの効果が半減してしまいます。
剥がし終えた状態(作業完了)
シーリング完了後の状態です。
これは一部ですが、この作業をシーリングが必要な個所に繰り返し行っていきます。
一つの箇所は幅も広いので一度に全てシーリングする事は不可能なので手順を踏んで丁寧に仕上げていきます。
その他幅広い防水工事に対応可能!
その他幅広い防水工事に対応可能!
防水工事には様々な種類があります。
当社では、シーリング工事以外にも幅広い防水工事をお受けしています。
ご用命頂ければ、当社にて手配をさせて頂きます。
シート防水
シート防水工事のシ-トには主に塩ビシートやゴムシートが用いられますが、技術的な理由で現在は塩ビシートが主流です。耐久性や長期的なコストパフォーマンスの高い防水方法ですが、難易度の高い工事となります。
接着剤などを用いて下地にシートを貼り付けることで、防水処理を施すことができます。
シート防水はアスファルト防水と比べ「耐久性」に優れ、厳しい環境下での「耐候性」も認められており、下地の亀裂にも強いといわれています。
ウレタン防水
国内の施工される防水工法の46%を占めており 最も主流となっている防水工事です。
ウレタン防水とは名前の通りウレタンと呼ばれる樹脂を液体状にして塗り、防水層を形成する工法です。「柔らかい・弾力がある・摩耗性に優れている」素材としてスポンジや車のタイヤ、接着剤などにも活用されており身近な生活の中でもよく使われています。
液状の樹脂を塗りつけるウレタン防水は切って、貼ってといった作業がありません。凹凸部分には塗料を塗れば良いだけですので段差や複雑な形状にもしっかり対応することができます。
塩ビ防水
塩化ビニル樹脂系のシート状の材料1枚で構成された防水層です。屋外での日光による紫外線、熱、オゾンに対し優れた耐久性を持っています。
塩ビシートは素材自体が予め着色され高い耐久性があるため、防水層のメンテナンスとして一般的な保護塗装が原則不要になり維持管理費も節約することができるのがメリットです。
下地の種類や状態、使用される用途によって接着工法と機械的固定工法があります。
防水効果のある塩ビシートを屋上に敷き詰めていき、繋ぎ目を溶接するタイプの防水工事です。
塩ビシートは仕上がりが美しく、ゴムシート防水に比べ歩行用に優れております。
FRP防水
FRPは繊維強化プラスチックというもので、ガラス繊維などの強化材で補強されたプラスチック、という意味です。FRPは数々の優れた特性を持っています。
例えば強度・耐水性・成型性が優れていることから、船舶、水槽、バスタブ、波板、自動車、屋根材等として広く使用されています。
液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、この混合物をガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水工事です。
従って出来上がった防水層は、継ぎ目のないシームレスな層となり、優れた防水性能を発揮します。